手術の流れ

視力回復にはレーシックの手術が効果的だということは、すでに一般常識になりつつあります。ですが、レーシックのことについては、目に施す手術という話題だけが先行して、不要な不安を抱え込む人も少なくない状態にあります。ですから、視力回復を考えていて、レーシック手術について検討することが視野に入っているなら、手術の流れについて目を向けるのが大切です。
手術の流れについて目を向けていけば、レーシック手術がどんなことをして、どんな成果を提供してくれて、視力回復をどうやって実現できるのか、ということが明らかになります。手術を受けるにあたって、その手術について調べない患者は少ないはずです。納得できる結果を獲得するためにも、レーシック手術が視力回復のために何をするのかということについて、知っておくのはとても大切です。

視力回復を行うためのレーシックは、レーザーによって眼球そのものに施術を行うのが特徴です。この時に心配になる、痛みの問題については、麻酔を施す方法が明確に確保されているため、心配する必要はありません。眼球に作用できるように、点眼薬の形で提供される麻酔薬があるため、それを活用するだけで恐怖の原因となる痛みは、十分回避できます。点眼薬という形式を取る以上、注射のような不安もありません。
この時に全身麻酔を利用することができないという点は、あらかじめ知っておきたいところです。レーシックによる視力回復手術に限らず、よほど大規模な手術でもない限り、全身麻酔が活用されることはありません。なぜなら、全身麻酔を利用するとなれば、身体的なリスクを必ず背負わなければならないからです。施術を受ける側からしてみれば、全身麻酔は手術が自分の知らないところで終わってくれて、安心できるための方法、という認識をしてしまいがちです。しかしながら、全身麻酔を利用する場合、安心と引き換えに、そのままこちら側の世界へ帰ってこれなくなる可能性がある、という重大なリスクを背負わないといけない、という事実があるということを理解する必要があります。
ですから、視力回復のために目に施術を施すという目的だけで、全身麻酔を利用することはありません。必要のないリスクを背負う必要はなく、点眼麻酔で十分視力回復の施術は提供できるということがわかります。

麻酔を点眼したら、あとは眼球に対して施術を施すだけです。レーシックの使い方によっても話が変わってきますが、まずはフラップと呼ばれる蓋のような部分を眼球に作成します。この部分を作っておくことで、レーシック手術後、患部を守る作用のあるかさぶたと同じ役割を期待できるようになります。また、フラップを作っておくことによって、治療が終わって視力回復を実現したあとにも、眼球が自然な状態で活動できるという特徴が生まれます。
フラップを眼球に作成するときには眼球の表面を切り開く作業を行いますが、不安を感じる必要はありません。実際に切開するのは、角膜上皮やボーマン膜と呼ばれる、再生能力の高い細胞だからです。切開しても、レーシック手術が終わってから元に戻して、適切な点眼薬を継続して使用していれば、自然と元通りの眼球に戻ります。
ですから、切開すると言っても不安を感じる必要はないという結論にたどり着けます。

フラップを切り出したら、その下にある実質層と呼ばれる場所にレーザーを照射して治療を行います。レーザーを照射すると目のレンズ作用が矯正されるため、事前の検査で検出された数値を考えて照射するレーザーを調整して、視力回復に必要な改善効果を期待していけます。照射にかかる時間はとても短く、数十秒程度の時間で終わるといわれています。
そして、照射が終わったら切り出したフラップを元に戻して、レーシックによる視力回復施術の終了となります。施術終了後すぐに視力が大きく改善されるというわけではないため、休んでから帰ることができるようになってはいるものの、誰かに迎えに来てもらえるように段取りしておくほうが快適でより安心です。